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2010.10.28---------------------------------------------------------------------------------------
8月の末から設計がスタートし、本日開店となりました。東武線の草加駅にある東武VARIEに出来上がった店舗です。高級感を出すためツヤのある素材で統一、壁面にはカラーガラスを使用してサインをシルクスクリーンで仕上げた。什器の照明は全てをLEDにしました。その理由は商品への熱対策である。本社となる松戸へ打合に出かけた際、店舗の店長さんへヒアリングをすると、照明器具による熱から商品に使っているバターが変色することがあるとのこと。また什器内を明けさせて頂くと熱気が充満しており、什器の上も同様に照明からの熱で商品を直接陳列することもままならない状況。今回はローコスト化を計る中で、熱対策としてLED照明にチャレンジしました。天井面からの照明が多かった事もあり、満足できる明るさを確保しています。ただLED照明だけを見ると、やはり光が拡散せず直線的に照射されていて器具の下面での照度は確保出来ているものの、暗い印象は否めない。
オープンした朝10時には、雨天にも関わらず多くの方が買って帰えられる様子は、出店に関わった一人として嬉しい限りである。

 

2010.10.12---------------------------------------------------------------------------------------
近所にある「荒川放水路」、荒川の洪水を緩和させるために人工的に掘削して作られた川で、40年以上前には小さな小魚から大きな鯉まで生息し、魚釣りをした記憶がある。その後生活排水などでヘドロが堆積し悪臭の発生源であった。ただ最近は水質がある程度改善されたのか、大きな鯉やボラの子ども、そして川鵜や白鷺、鴨も目にする様になった。
ここ数年前から出没していたカニ、子どもの頃はカニなんか居なかったのに、水質が悪いためか、水質が改善したためなのかは分からないが、繁殖力が高く雨上がりの湿気の多い日は多くのカニが土手の上の方まで侵略している。大きさは甲羅の幅が大きな物で40ミリほど、はさみが大きいので捕まえるが大変である。ネットで調べて見ると「クロベンケイガニ」海の岩場にいるイワガニの仲間で、陸上で暮らすらしい。


2010.09.30---------------------------------------------------------------------------------------
仕事で、初めて北総線を利用した。京成線を経由して成田空港と羽田空港を直結している。
まだまだ利用客が少ない事もあり、ビックリするほど本数が少なく焦りました。トイレに行っている間に1本乗り越すと約20分のインターバルに、打合に間に合うかオドオドして時刻表にかじりつきで確認。そして初めて下車する「矢切駅」演歌の♪矢切の渡し♪ である。改札正面には、やっぱりコレコレ!渡し船。(期待通り)

情緒の無い展示方法にも驚かされた。
かなり使い込んだコンパクトデジカメが、この撮影後から液晶画面が未点灯。今時こんな故障もあるんだ!とメーカーにブツブツ文句を言いつつ修理センターの紹介をして貰い現在修理中。修理代はなんと一律¥8,900.-。金額の根拠が分からないが新品になって戻ってきたら大満足なんだが、どうなることか・・・


2010.09.21---------------------------------------------------------------------------------------
昨日プレオープン、そして本日がグランドオープンのアトレ吉祥寺、午後1時頃に覗いてきました。いやいや人・人・人・・・ 試食に群がる人、レジに並ぶ人、カートを引くおばあさんに、ベビーカーを引く若いママさん、あの店舗数ながらたくさんの人でビックリ。もう鼓膜が伸びるぐらいの賑やかさ。じっくり見ようと思っていたのに甘かった!そして売り場をブラブラし始めると、顔なじみのAさんと偶然にもお会いできました。Aさんの話では昨日のプレオープンはほとんどの人が見学するだけ、今日は買い物客が多く予想通りだそうだ。じっくり見ると丸1時間はかかりそう。ランチに外へ出るとアーケードから細い路地までたくさんの人で活気ある吉祥寺を実感!

2010.09.20---------------------------------------------------------------------------------------
9/21にオープンするアトレ吉祥寺、旧吉祥寺ロンロンがアトレに代わり、2階から上階は既に開店していたのが今回1階と地下がオープンする。JR高架下の店舗で、1階では吉祥寺通りと井の頭通りで寸断されてしまうが、地下では全ての店舗が繋がり、雨の日は重宝しそう。あまりの店舗数に工事中は迷子になるくらいの大きさ。駅商業施設として集客力が高かった旧ロンロンから生まれ変わった。JR高架構造物の耐震補強工事をするため今回大々的にリニューアル。天井の低さも明るい環境となり余り気にならなかった。設計をした店舗も無事にオープンです。今月オープンした銀座三越の地下食品売り場は店舗が個割りとなり細々した印象を受けた。1階のブランドショップは噂通り仕切りが無く、入りやすいもののブランドイメージを出しにくくなっていた、そんな中ティファニーはガラスにイメージカラーをグラデーション処理してディスプレイしていてかなり目立つものとなっていた。百貨店低迷の中すでにブランドに訴求力は無くなり、これから百貨店はどの様に展開するのか?

後方の後ろ姿は知り合いのAさん

2010.09.14---------------------------------------------------------------------------------------
猛暑の締めくくりは、今年もやってきました。  ゲリラ豪雨
昨夜8時頃から降り始めた雨は、家の前の道路を徐々に埋め尽くし、あっという間に冠水。
35センチの高さのある長靴も水没。下水のマンホールからは水が噴き上げ噴水状態。いつもと違い車が極端に少ないのは、警察が直ぐに道路閉鎖したものの、雨が弱くなったとたんに開放してしまい、大波を立てながら走行する車が緊張しながら爆走していた。しかしながら今回の冠水は今までのMAXから10センチマイナス。今年になって設置した家の駐車場にあるプラスチック製の側溝スロープはものすごい浮力で、コンクリートブロックを乗せても全く効果無し、ジョイントすると間違いなくイカダになるほどの浮力。冠水地区では使い物にならないことを実感した。


動画は→コチラ

2010.09.07---------------------------------------------------------------------------------------
話題はなんと言っても「この暑さはいつまで?」最高気温が35度とか38度。
以前は空調機の設定が外気温33度程度が上限で、これよりも高いともちろんクーラーは効かない。そんな状況から最近は35度程度でもクーラーが効くように改善されているようです。クーラーを付けたのに熱中症で死亡!なんてマスコミが飛びつくような事になるとメーカーとしては死活問題です。せめて夜だけは涼しくなって欲しいこの頃です。

先日、ビックサイトにて「サイン&ディスプレーショウ」へ行ってきました。

そのほとんどが「LED」です。昨年ぐらいからかなり目にするLEDですが、正直なところまだまだ実用性に乏
しい。

その理由は

・演色性が悪い    通称色温度と言い、K(ケルビン)で数値を表示。例えば太陽光は青白く,光の温度が非常
           に高く、ろうそくや白熱球の様に赤く暖かい光は温度の低い。最近は真っ白いLEDや電球
           色の赤いLEDの他、カバーで色温度を調整するものなど多種の製品が出始めている。

・明るさが暗く感じる 数値ではそこそこの明るさでも指光性が強いLEDは電球の様に放射状に光が放出されない
           為、真下では明るいが少しでも離れると暗く感じる。光源が非常に小さく。レンズを付け
           たり、拡散フィルターなども考えられている。

・デザイン性     ハロゲンランプよりも更に光源は小さいが,実は交流ではなく直流電源の為、コンバー
           タが必要となり、思った以上に大ぶりなものとなってしまう。ハロゲン器具の様に自由な
           デザインが可能とはいかず、光源部分がコンパクトになるが、コンバータを小型化する
           技術が必要。

・発熱性       LEDは熱くないというのは、実は間違いです。光源部分は白熱灯やハロゲンは高熱になる
           が、LEDは人間の目に分からない様に点滅させて温度の上昇を抑えている。簡単に分かる
           のがデジカメのモニターでLEDを見ると直ぐに点滅していることが分かる。LEDの信号機
           も同様である。LED光源は電子部品の為熱に弱く、特徴である点灯寿命も高温だと激減し
           てしまう。

・規格が不統一    今まで照明器具メーカーが電球を作ってきたが、LEDは電子部品であり将来性が高い為、
           多くの企業が製作販売を手がけている。中国では特にその企業が多く、山奥の田舎町です
           ら看板はLEDだったりする。となると多くの粗悪品が保証も無く安価で流通してしまい
           、札幌市役所ではLEDの点滅感覚が大きい粗悪品を使用したため、気分が悪くなる人が増
           えあえなく交換した経緯がある。照明器具として規格を早急に作り規格外を排除しなけれ
           ば怖くて使えないのが現状。

・コスト       寿命を頭から計算しているので値段が恐ろしく高い。10年とか8年の寿命なんてカタログ
           に堂々と書いてあるのを見るが,電子部品でそんな嘘みたいな保証が出来るわけがない。
           照明器具の場合最も安価な電球タイプと比較しても約4〜5倍のイニシャルコストが、か
           かる。もちろん電球交換や電気代は安くなるものの、現状では常時点灯照明や電球交換
           できない場所で優先的に使用することになるが、それ以外ではパフォーマンスの様な使い
           方になる。

・将来性       ここに来て問題点が多く見つかっているので、後2年ぐらい2012年ぐらいには技術も熟
           成していると思う。 発光させる原理が今までの電球とは異なるので、全く違った視点か
           ら照明器具を捉え、デザインすることが今後の課題。こらからの動向を見ていきたい。


2010.08.19---------------------------------------------------------------------------------------
世間のお盆が終わり、いつも通りの賑やかな日々に戻りました。今年は本当に暑い、外に出ると暑さでぐったりとしてくる。サマータイムを導入すると効率が良さそうに思えて仕方がない。
先日、川越に行った際に僅かに空いた時間に喜多院まで見に行ってきた。省エネモードでゆっくり歩いていたにも関わらず、全身汗だくで、打合10分前に喫茶店に入り、汗が引くまで待ったのもつかの間、急いで飲み込んだアイスコーヒーが一気に流れ出てくる。夏は暑いのが当たり前でも夕立を望み、雨乞いでもしたい気分です。


朱と桟のバランスがモダンな印象の建具

2010.08.03---------------------------------------------------------------------------------------

猛暑が連日やってきました。仕事場のPCは暑さに冷や汗を掻きはじめており、一度仕舞ったサーキュレーターを再設置。エアコン無しでは仕事がままならない環境である。そして今年の5月に修理に出したばかりのプリンターが本日急に動かなくなり、修理依頼の連絡。宅配業者が梱包から全てをやってくれるサービスがあり便利で修理に約1週間ほどかかる。このプリンター、約5年間使用していてそろそろ現役引退なのかも知れない。急遽古いプリンターを使ってプリントするとあまりの遅さに仕事の効率は悪く、おまけに発色も悪い。明日の打合資料をプリントするのに、今夜はフル回転させなければならない・・・

さて、先週高崎へ出張の際に見学したものをここで紹介。
高崎駅西口の公共駐車場、隅研吾設計の建物。高崎市は以前ロードサイド店舗の登竜門とも言われバイパス沿いの店舗はしのぎを削ったサービスや新店舗が多く見られた。今はと言うと、他の地方都市同様目新しさはなく、寂しい状況。タクシーの運転手さんの話では、「もう群馬から首相になる人が底をついた状況なので、しばらく群馬は駄目だね!」と言うことのようだ。
 
スチールのルーバーで軽さを表現している 部分的に緑がかかった色調にしている

高崎市美術館
1991年 佐藤伸一+群馬県建築設計センターの設計の建築。
こぢんまりとしたオフィス風の外観、右の緑地部に「旧井上房一邸」が移築されている


旧井上邸は、今は無きゼネコンの「井上工業」社長の長男。
アントニン・レーモンドの自邸を本人承諾の元、自邸を井上邸として再現したもの。
アントニン・レーモンドは巨匠フランク_・ロイド・ライトに従事し帝国ホテル建設の際にも来日。前川圀男や吉村潤三など日本を代表する建築家が従事した。高崎では音楽ホールが現存する。
木造平屋の建物は、昔足場として使われた松丸太を利用してコストダウンを計っている。



 

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